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ウィルの先輩
People 04ウィルの先輩04

一つひとつの縁を大切に!
生徒も自分も成長できるように!

後藤一希

新河岸校教室長
2017年入社

入社の経緯

私は、「中学校や高校で数学の先生になりたい」と高校生のときに考えておりました。
数学と教育が学べる大学に入学し、大学生活で実践的な経験を積みたいと考え、ウィルへアルバイト応募をしました。授業を重ねる度に、生徒と一緒に頑張ることへの達成感や受験を乗り越えた喜びを感じました。もちろん上手くいくことばかりではなく、悩んだり不安になったりすることも多々ありました。その度に先輩講師や社員の方に支えていただき、「教室全体で生徒のために頑張ろう!」というウィルの雰囲気が心地良かったです。そして、私自身もこの雰囲気をつくる一員になりたい!と考え、入社にいたりました。

成長した出来事

「周りの意見を素直に聞く」という点が最も成長したと考えます。
塾は、小学校から高校生の生徒や大学生の講師、保護者の方といったように幅広い年代の方と携わる業種です。「この子のために何とかしてあげたい!」というアルバイト講師時代の私の考え方だけでは、通じないことがございました。私と同じ熱量で講師は考えてくれるのか、その方針で保護者は安心してウィルに預けてくれるのか、などの様々な視点で物事を考えるようになりました。熱量を誰よりも持っているが、物事は俯瞰して見る能力が何よりも大切だと感じます。そして、その能力を養うためには子供たちのことを常に考え、まわりの意見を聞いていく姿勢が必要だと仕事を通じて実感しました。

私の教育方針

「自己決定」「成功体験」の2点を軸に教育をしています。
私は、1つでも多く成功体験を持って社会に出てほしいと考えて教育に携わっています。
昨今、様々な情報が飛び交い、子どもたちの自己肯定感が下がってしまうことが少なくないです。
そういった時こそ、勉強を通して「苦手なものと向き合って頑張れた!」という経験を感じてほしいのです。
しかし、何事も受動的ではいけません。
自分で考え、決定し、行動に移す、その結果を受け止めるといった一連の流れをつくらなければ、自分自身の成功体験にはなりえません。子どもたちに「自己決定」をさせ、「成功体験」を肌で感じてもらえるようなかかわり方をしたいと考えております。

こんな生徒がいます

中3女子、高校受験を控えた生徒が記憶に残っています。
内申点や模試、北辰などの結果を踏まえると合格の可能性はほぼ0%に等しいと判断しました。
そして、合格までかなりの点数を上げなければいけないことを踏まえると、志望校を下げることを勧めていましたが、本人はどうしてもその高校に行きたい気持ちがあり、何度も志望校について話し合いました。そして、本人の意志を尊重し、保護者の了承を得ることが出来たため、「挑戦」という名目でその高校に臨むこととなりました。泣きそうになるくらい勉強に打ち込み、出来ることが増えて喜んだり、なかなか定着しない自分に苛立ったりする日々を過ごしていました。その度に「頑張ったね!」「あなたなら大丈夫!」と声をかけ、文字通り二人三脚で入試を迎えました。結果は無事合格!点数も約50点伸びていました。
最後に本人が「諦めなくて良かった!」と泣きながら話してくれたのが印象的です。
高校受験に絶対合格はありません。しかし、どんな結果の中でも子どもたちと向き合い、常に寄り添ってあげることで良い方向に進むのだと感じた出来事です。

今後の目標

ウィル個別指導教室の校舎を拡大することです。塾は、子ども、保護者、講師、社員の数が多いほどたくさんのドラマが生まれます。そして、こんなに人から感謝され、やりがいがある仕事はありません。
今、自身が置かれている状況で精一杯力を尽くし、一人でも感動を与えられたら嬉しい、そんな気持ちで仕事に向き合っています。そして、同じ気持ちで子どもたちと向き合ってくれる仲間が増えてくれたら、もっと嬉しいです。一緒に輪を広げていきましょう!

ウィルのカラー

ホームページや看板などにもあるように「青色」がイメージカラーだと思います。
ウィルの特徴の1つとして、「冷静に思考する時間」が挙げられるからです。
どの社員も講師も、誰一人「これくらいで良いか」と妥協をする人はいません。
「相手が何を求めているのか」「自分に何ができるのか」「何故、こういうことが必要なのか」沢山の時間を使って考えます。その「冷静に思考する時間」こそがウィルに必要なものだと考えます。しかし、「こうしよう!」「生徒のために!」と方向を定めた後の熱量は凄まじいものがあります。その子や自身が納得するまで、とことん追求していきます。そういった意味では、「赤色」もイメージカラーになります。

私の休日

基本、動画視聴や音楽などの趣味に時間を使いますが、働くことが好きなので、北辰を解いたり、生徒の成績を眺めていたりする時もあります。
何気なく考えているときこそ、良い発想が生まれたり、考えがまとまったりするのでその時間がとても好きです。
また、正当な塾人だけでは今後生き残れないと考えています。塾とSE、塾と飲食などといったものをかけ合わせる能力を求められる時代です。その時代に置いていかれないように、多角的な視点で勉強をしています。

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