People

ウィルの先輩
People 01ウィルの先輩01

人の成長に関われる!
思いを共有していくことの面白さ!

工藤寛展

坂戸地区 地区長
2008年入社

入社の経緯

もともと「勉強嫌いの子どもを救いたい」という想いがあり、理想とする教員になるために「誰にでも分かりやすい教え方を身につけたい。」そんなきっかけでウィルの時間講師なりました。当初は自分の指導力向上・研鑽が出来れば良かったのですが、たくさんの講師と知り合い、意見交換をする中で、「自分の想いを共感してくれる仲間とより多くの生徒を指導できることは楽しい」ということに気が付きました。同時に、こんな仲間が毎年いれば、その仲間が大学卒業と同時に様々な業種で様々な地域に向かう。これは日本全国のたくさんの子どもたちを救うきっかけになると思えました。そんな想像をしたときにワクワクしている自分がいて、気が付いたら入社していました(笑)

成長した出来事

「苦労や嫌なこと」を「楽しみ」として変換する考え方ができるようになったとき最も成長したと感じました。そのきっかけは、生徒の「分からない」を理解するために追及してきたことです。生徒の感性は本当に人それぞれで、時には数学の指導なのに国語の要素でつまずくなど科目間の理解を飛び越えることは頻繁にあり、さらに勉強のことだけでなく、家庭のこと、学校のことや世の中の理不尽なことを生徒が「分からない」に込めることもあります。その原因の理解に苦しみ、無力さを感じ、それでもあきらめずに向き合うときに、自分の心が健康でないと向き合えないと悟りました。仲間に支えられたり、ポジティブに思い込む訓練をしたりと自分をコントロールできる価値観にたどり着いたのが良かったです。

私の教育方針

私の教育方針は「どんな生徒にも必ず適した指導方法はある」です。そのために、絶えずどのように指導したら理解できるのかを考え、自分の指導方法のみに固執せず、たくさんの指導方法を知り、研鑽することが必要だと考えています。また、そんなことを考えると落とし穴があるとも思っています。これは、「教えてやる」になると効果が薄れるということです。教えるのは確かに自分ですが、必ず教わる相手がいることをつい忘れてはいけません。教わる相手が「私のことを信頼してくれること」、「学習しようと思う気持ちになってくれること」がないとどんなことも無駄になってしまいます。まずは、相手にそうなってもらう努力をすることが大切だと考えています。

こんな生徒がいます

①外へ出ようとすると原因不明の体調不良で出られなくなる症状を持ち、不登校になったことにより学校の勉強が全く分からず、恥ずかしくて塾にも行きたくないという特徴を持つ生徒で、辛抱強く休んでも絶えず認めて褒めて生徒をフォローしていったこと。その結果、勉強が学校に追いつき出来るようになったことがきっかけで、自信がつき、自分から学校に通うことができ、友達も出来て、中3では、ほとんど休まずに塾はもちろん学校にも登校できるようになった。定期テストでも点数が取れてきて無事高校に合格できた。お母さんも本人も泣きじゃくりながら感謝してくれた。

②小1から高3まで通ってくれて、めちゃくちゃ成績が優秀で、そこそこの努力である程度全てが上手くいってしまう生徒が、大学進路の際、行きたい大学と指定校推薦で取れる名の知れた良い大学という条件で初めて真剣に悩んで、楽な道を通ると今後の人生ですべて無難な方向に逃げるかもしれない。それは自分にとって不幸だという決断したこと。結果は、結局当初の行きたい大学には行けなかったが、自分がその選択をしたことによって、人間的にとても明るくなり、当時のその生徒とは思えないくらい何事にも頑張れる人間に成長してくれた。

③中3夏くらいに転塾してきた生徒で、スポーツが好きで運動の習い事を2つやっていて、とにかく勉強が苦手な子で、いろいろ工夫しながら指導したがどんなアプローチも通用しなくて、どこからつまずいているのかを探ったときに、実は漢字だけでなく「ひらがな」・「カタカナ」から分かっていなかったことが判明して、急ピッチに指導プランを組みなおしたことや、本人に高校進学だけでなく、将来、自分が生活する上で必要だということを何度も繰り返し理解させること。 ひらがなやカタカナはもちろん小学高学年の漢字、暗記の仕方学習の仕方を伝えることができ、高校進学が出来て、アルバイトに採用されるようにまでなった。

今後の目標

私の「勉強嫌いの子どもを救いたい」という信念は継続していくのはもちろん、私が自分信念のもとウィルで行動しているように、ほかの社員一人ひとりが抱いている信念をもとにウィルで活動がしやすい状況をつくることが出来たらもっと良くなると思っています。そういう意味で「多様性」に適応できる環境設備を微力ながらサポートしていきたいです。そして、生徒と接することで学んだことは非常にためになったと思います。それが講師や社員の役に少なからずたったかな?と思っています。この循環をたくさん作ることでより楽しくワクワクすることが出来ることが今後の目標です。

ウィルのカラー

無色だと思っています。私が初めてウィルに入ったときに印象に残った「自分の意思をもって未来へ」というウィルを象徴とするフレーズが理由です。ウィルに関わるすべての人がさまざまな色をウィルに塗り、そして自分の色を見つけ未来を切り開く。そんな場所であったら素敵だな。と思ったからです。社長が掲げる社是が気に入らないわけでも、ウィルの青色と黄色を否定しているわけでもないですよ(笑)

私の休日

家族で過ごしています。妻や子どもとゆっくりと話す時間がとても楽しいです。子どもが一生懸命自分のやりたいことを主張してきたり、分からないことに対し疑問をもったりするのを見ているとあっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。買い物に行ったり、何度も何度もジブリを繰り返し鑑賞したり、仮面ライダーの似顔絵を描くように指示され、違うと怒られたり(笑)ととても愉快です。

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